全身麻酔手術の前に歯科受診を勧められる理由

虫歯や歯周病があると危険?全身麻酔を受ける前に気を付けたい事

麻酔の歴史と仕組み

虫歯があると危険?

口腔内疾患の代表といえば虫歯・歯周病で多くの方が一度は悩まされた事があるでしょう。そんな虫歯、歯周病があると歯だけでは無く全身に様々な不備を生じさせる事がわかっています。慢性的な肩こりや頭痛だけではなく進行すると顎の骨を溶かしてしまったり、脳に致命的なダメージを与えたりするケースもあります。
全身麻酔が必要な手術がある場合は、虫歯・歯周病をしっかりとケアする事をおすすめします。虫歯・歯周病の原因は細菌で、その細菌が肺に入ると肺炎を起こす原因になります。普段なら問題はありませんが、全身麻酔をした直後は一時的に免疫力が弱っているので肺炎にかかりやすくなっています。肺炎は長引く事もありますし、高齢者や小さなお子さんの場合は命に関わる事もあります。

セルフケアでも十分?

歯科医院が苦手という方は多く、子供だけでは無く大人も恐怖心を持っているケースがあります。しかも全身麻酔が必要な手術といえば、少なからず恐怖心を抱くのでこれ以上自分に負担をかけたくないと考えてセルフケアで済ませてしまおうと考える方もいます。
結論から言うとNGです。歯科医院で行う治療は目には見えない部分や細菌をしっかりと除去してくれるに比べて、セルフケアはあくまでも見える部分のみなので完全に細菌を除去する事は出来ません。
確かに恐怖心があるかも知れませんが、術後の肺炎は免疫力の問題で治りにくく辛い思いをする可能性もあります。虫歯の有無に限らず、術前には必ず虫歯・歯周病のチェックを行う事をおすすめします。


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